政府から受け取ることができる補助金制度

EV車の購入を検討している方が、まず利用すべき補助金制度は一般社団法人次世代自動車振興センターから受け取ることができるCEV補助金です。これは、対象となるCEV(クリーンエネルギー自動車)を購入すると、国の予算から補助を受け取ることができる制度です。EV車の補助額は以下の通りになっています。

CEV補助金電気自動車の対象車種・補助額一覧

平成30年度対象車種・補助額一覧

メーカー名車種名補助金交付額
テスラモデルS400,000円
テスラモデルX400,000円
日産e-NV200バン ZAB-VME0190,000円
5人乗り16モデル:188,000円
40kWh:300,000円
日産e-NV200ワゴン300,000円
日産新型リーフS、X、G400,000円
NISMO:350,000円
日産リーフ24シリーズ228,000円
日産リーフ30シリーズ280,000円
日産リーフS、X、G228.000円
BMWI3390,000円
フォルクスワーゲンe-Golf301,000円
三菱i-MiEV18モデル:164,000円
X:172,000円
M:120,000円
三菱ミニキャブ・ミーブ16.0kWh:150,000円
10.5kWh:100,000円
※平成30年時点

以上が、補助金を受け取ることができる車種と金額です。対象車種や補助額年度毎に決められるため、事前に般社団法人次世代自動車振興センターのホームページなどで確認するようにしましょう。

電気自動車の補助金の申請方法と条件

補助金制度を受けるためには、当然ながら対象となっているクリーンエネルギー自動車を購入する必要があります。次に申請ですが、申請には補助金交付申請書類を郵送で提出する必要があります。購入の際にディーラー側が郵送してくれる場合もあるので、購入時に確認をしておきましょう。申請の手続きには1~2ヶ月ほどかかり、審査が通ったらあらかじめ届け出された金融期間に補助金が振り込まれる仕組みになっています。

知っておきたい注意点
注意したいのが、購入時の車両価格に補助金は組み込まれていません。

また、国の予算から補助金が出されているため、予算が少なくなった場合には補助金の受付を打ち切ることもあります。購入を検討しているならば、早めに手続の申請をしておくようにしましょう。

補助金を受け取った後の注意点
補助金が適用され受け取った場合、受け取って終了ではありません。最低でも3~4年の期間、購入した車を所有しておかなくてはいけない「取得財産等の処分制限期間」というのがあります。もし定められた期間所有できなかった場合、一定の金額を返納しなくてはいけません。申請の手間や、その後の制限を考えて補助金制度を受け取るか受け取らないか判断しましょう。購入後、3~4年せず売却を考えている方は申請しない方がよいでしょう。