三菱eKクロスEV、日産サクラに注目!
普及してきたとは言えやはり高級なイメージがあるEV車ですが、2022年5月に大注目の軽EVが発表されました。三菱、日産の2社が共同開発した「三菱eKクロスEV」と「日産サクラ」です。
補助金を使えば100万円代でEVに乗れる!?
2台の軽EVは共同開発だけあって基本構造は同じですが外観や車内のデザインで個性が出ています。アリアのような外観と洗練された室内で軽自動車とは思えない高級感を持ったSAKURAと、今までのデザインをそのまま引継ぎ抵抗感なく乗り換えられるよう考えられたekクロスEV。
価格はどちらも200〜300万前後ですが、今なら国からのCEV補助金が55万円、さらに東京都の場合は45万の地方自治体補助金が利用可能で合計100万円引きで購入することが可能です。これにより実質約100万円代からEV車に乗ることができるようになりました。補助金は国の予算額に達し次第終了になりますので、お悩みの方は早めに検討を始めることをお勧めします。(2022年8月時点)
この夏大注目の軽EVを紹介
三菱eKクロスEV
引用:三菱
グレード | G,P |
メーカー希望小売価格 | 2,398,000円~2,932,600円 |
サイズ | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,655mm |
電費(燃費) | 9.0km/kWh |
排気量 | 0cc |
充電時間 | 8時間/220V |
急速充電 | 40分/80%充電 |
航続距離 | 180km |
ガソリン車のデザインをそのままに
三菱eKクロスシリーズの追加車種として登場したのがeKクロス EVです。「EVをあくまで普通のクルマとして普及させていきたい」という三菱の評品企画からも分かるようにガソリン車からのデザインをそのまま受け継いでいる点も多く、今まで乗っていた人たちが気負わずにEVに乗り換えられるという印象を受けます。
街乗りには十分なスペック
1回の充電で180km走行可能で普段使いやちょっとした買い物の利用には十分なスペックです。駆動バッテリーは床下に設置されていますが薄型なので室内に干渉することなく、eKクロスと同等の広々した仕様になっています。
運転面では、エコ/ノーマル/スポーツの3タイプのドライブモードが搭載されており、シチュエーションに合わせてドライブモードを変更することで効率よく電力を消費することができます。またeKクロスEVの特別な機能として「三菱コネクト」というコネクテッドシステムを搭載しており、遠くから車内エアコンをつけたり万が一のSOSコールを発信することができます。55万円のCEV補助金を使用した場合、ガソリン車からの乗り換でも非常に手が届きやすい価格です。
日産サクラ
引用:日産
グレード | S、X、G |
メーカー希望小売価格 | 2,333,100円~2,940,300円 |
サイズ | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,655mm |
電費(燃費) | 6.0~7.5km/kWh |
排気量 | 0cc |
充電時間 | 8時間/2.9kW |
急速充電 | 40分/80%充電 |
航続距離 | モード180km(WLTCモード) |
洗練された高級感のあるデザイン
2022年5月に発表された日産初の軽EVで、日産デイズのプラットフォームを採用し日産アリアを思わせる洗練された外装と高級感のなる内装になっています。ガソリンエンジン車と異なる雰囲気の内装デザインがEK車に乗っていることを実感させてくれる、EK車デビューには嬉しい1台です。
EV車デビューに最適!
グレードはS,X,Gの3種類が展開されており、Sは法人用に設定したグレードなのでリアシートが分割式になっていなかったりリクライニングができないなど、若干の制限があります。しかし個人でも購入は可能なので、近くの買い物や通勤にしか使わない場合はSシリーズでも十分満足できるはずです。
一方で最上級のGグレードは他に比べて50万ほど価格が上が跳ね上がりますが「プロパイロット」が搭載されています。高速道路など長距離運転にも使う方にはありがたい機能です。デザイン、機能、価格のすべてにおいて、EVデビューの選択肢に強力な1台が登場してきたと言って間違いなさそうです。